[シミ][そばかす]の原因と対策

『東京イセアクリニック』の松本直純院長に、シミ・そばかす治療の考え方を徹底取材を行いました。シミ・そばかすでお悩みの方はご参考にしてください。
美容の杜編集部
そもそも、シミ・そばかすの治療ってどんな方法があるんですか?
シミ治療には、レーザー治療,光治療,外用治療(薬を塗る)、内服治療、ピーリング、イオン導入,冷凍治療,電気焼灼…と、さまざまな治療法があります。
それぞれの治療法に「得意なシミ」と「苦手なシミ」がありますので、しっかり治したい方にとってまず必要なことは、自分のシミが何という種類のシミであるかを知ることなんです。
シミには種類があるんですか!?
種類によって治療法も違う…ということでしょうか?
そうです。シミには大きく分けて5つの種類があります。
雀卵斑(そばかす),老人性色素斑,肝斑,後天性の真皮の色素斑,その他(炎症後の色素沈着や全身的な病気の症状など)です。
それぞれ治療法は異なってしまうので、「お友達の~さんがすごくキレイになったから、どうしてもあの治療がやりたい」と言われても、正直困ってしまうんです(笑)
今の最先端技術をもってしても、どんなシミでも治療できる万能な治療法はないんですか?
切除以外にはありません。これは言いきれます。
まれに、「どんなシミもこの治療器なら大丈夫」とか夢のような宣伝をしているクリニックがありますが、そんなものは絶対に存在しません。
シミは種類によって原因も、皮膚の中で存在する深さも違います。特性が全く異なるので、治療法も違って当たり前なんです。
ですが、自分のシミの種類を知るには、専門的な知識が必要ですよね?
そうですね。自分で判断するのはかなり難しいでしょう。
やっかいなことに、多くの方は、複数の種類のシミが混在しているんです。
ですから、まずは医師の診察を受けて、一つ一つのシミについて診断してもらうことが一番です。
複数の種類のシミが混在しているということは、複数の治療を受けなければキレイにシミを取り除くことは不可能ということになりますよね?
そうすると、治療費用が高額になってしまいませんか?
確かに、切除や電気焼灼による治療は別として、通常のシミ治療である光やレーザー治療では複数回の施術を受ける必要性がありますから、それぞれの治療をクールで受けるとなると、治療費用は高額になってしまいます。
ですから、私達のクリニックでは、最初から複数の治療法を組み合わせたセット治療をご用意することで、ひとりひとりの患者様の症状に合わせた治療をできるだけ安価にご提供できるよう、工夫しています。
そうしないと、どんどん追加料金がかかってしまって、最終的にいくらになるのか治療前にはっきりしませんから。
東京イセアクリニックで一番人気のシミ治療は何ですか?
一番人気というか、最も多くの人に適しているのは光治療ですね。
当院では、通常のフォトフェイシャル治療にアキュティップという最新光治療器を加えることで、フォトフェイシャルの弱点を補っています。
光治療はシミの治療を行いながら同時に肌のキメ細かさが増し、毛穴も引き締まりますので、付加価値の高い治療法です。
施術直後から洗顔・メイクも可能な手軽さも大きなメリットです。
ただし、光治療器にも機種によって特性がありますので2つの治療器を併用しているわけです。
フォトフェイシャルはとても有名な光治療ですが、最新というわけではありませんよね?
あえてフォトフェイシャルをシミ治療の軸に置いている理由は何ですか?
フォトフェイシャルはナチュライトという機種による光治療です。
現在ではもっと新型のフォトRF機種もいくつかありますが、フォトフェイシャルがそれらの機種より優れている点は、マニュアル操作であること、面倒で扱いづらい機種であるということです。
これは裏を返すと、ひとりひとりの、一つ一つのシミに対して、オーダーメイドの治療ができるということなんです。
当然、それだけの治療を行うには施術者の高い技術と丁寧な診断・手技が必要になるんですが、残念なことに、弱めの設定で雑にただ当てているだけといったクリニックもあるため、光治療で十分に対応できるシミなのに、「フォトフェイシャルはやったけど効果が無かった」とおっしゃる患者様も多いですね。
何とか説得して治療を受けて頂くと、みなさん効果の違いに驚かれますよ。施術者の技量がダイレクトに出る機種なんです。
フォトフェイシャルの弱点とは何でしょう?
フォトフェイシャルに限ったことではないのですが、オーロラ等のフォトRF治療器でも、従来の光治療器では「うすいシミ」「ぼんやりしたシミ」には効果が期待できませんでした。
その点を補ってくれるのが、最新光治療器のアキュティップです。
さらに、光治療の効果を最大限に高めるために、光治療施術前には必ずディープクレンジングで「クスミ」の除去を行います。
治療の光をシミの色素までしっかり届かせるための工夫です。
そこまで工夫すれば、取れないシミなんてなさそうですが…。
いえ、どんなに頑張っても光治療では「後天性の真皮の色素斑」は治療不可能、全く無意味です。
これはレーザー治療の適応となります。
「肝斑」に対しても、光治療だけでは不十分です。
内服治療(飲み薬),美白剤の外用治療(塗り薬)を併用しないと効果が出ません。
また、本来は小じわやたるみの治療に使うジェネシスというロングパルスヤグレーザーを併用するとさらに効果が高まり、治療早期からの効果も期待できることが最近になって分かってきました。
当院では、これら全ての治療を併用して受けられる「肝斑セット治療」もご用意しています。
これからシミ・ソバカスを解消したいと考えている方に対して、何かアドバイスはありますか?
シミ・そばかす治療の第一歩は、医師のカウンセリングを受けてみることです。
1人で悩んでいてもシミは消えないし、化粧品やエステでははっきりとした効果は望めません。
あなたのために親身になってくれて、治療前に疑問をすべて分かりやすく説明してくれる医師を見つけるまでは、いろんなクリニックに行ってみて下さい。
直接クリニックへ行ってカウンセリングを受けてみることが、何で調べるよりも確かな情報です。
信頼できる医師を見つけたら、そこで腰を据えてしっかり治療することをお勧めします。
光治療やレーザー治療は、複数回の治療が必要です。
治療は経過を見ることが大切ですし、あなたの肌質を良く知ることで、治療効果も高まります。
ですから、複数のクリニックで単発の施術を繰り返すのはお勧めできません。
施術後にスキントラブルが生じる危険性も高まります。
シミ治療のリスクとしては火傷、色素沈着、色素脱失などがあります。
クリニックで施術前のカウンセリングを受ける時に、もし万が一何かトラブルが生じた場合には、ちゃんと治療してくれるのか、治療費は別途必要なのかを聞いてみて下さい。
トラブルに対する治療に別料金を請求するようなクリニックは避けるべきでしょう。
大変興味深いお話、どうもありがとうございました。
最後に、クリニック選びのポイントを教えて下さい。
以上です
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